「……少々、荒れているが」「汚くない?」「俺が悪い訳では無いのだぞ?!」

うちの旦那が乗り込んだんだろう
めちゃくちゃ辺りがボコボコになっていた

「…おまえの白無垢すらも燃やそうとしたからな」
「わぁ、」

虫干しされていた白無垢が見事なまでに焦げかけていた

「お願いだから早く結婚してくれ、もう準備は整っているんだ」「えーやだ」「…飯もあるぞ」「良いよ」

俺、不覚だが美味そうな飯に釣られる

「……3月に迎えに行こう」

そしてまた夢から覚めるとその時刻は丑三つ時だった