>>25
月面への第一歩をニール・アームストロングとオルドリンのどちらが踏み出すかについて、オルドリン自身に相当な葛藤があった。オルドリンは歴史に名が残る一歩を自らが踏みしめることを望んだが、最終的にはアームストロングの経歴がオルドリンより上であり、なおかつ船長とパイロットの立場を考慮された。さらに月着陸船の構造上、パイロットが先に下りることが難しいため、アームストロングが月面の第一歩を踏み出すことになった。オルドリンは「月面に降り立った2人目の人類」という名誉を「自身の敗北」と感じた。アームストロングとの間でも、感情的なしこりが残った