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現代の平らな地球説はイギリス人であるサミュエル・ロウボトム (1816-1884) の考えが元になっている。聖書にある語句を自己流に解釈したものを下敷きに、彼は16ページからなるパンフレットを出版した。後にそれは「地球は球体ではない」という題がつけられ、分量は430ページにまで膨れ上がった。ロウボトムの考え方によれば(彼はそれを「ゼテティク天文学」と呼んだ)、地球は北極を中心にした平らな円盤なのであり、氷の壁(南極大陸)によってその南端に沿ってとりまかれている。