その声に何だ?と向かうと人集りができていた。その中心には、隣の部屋の友人(Aさん)が先生に2人がかりで支えると言うよりも抱えられる感じて運ばれていた。
どうやら、過呼吸を起こしていたらしく両親を呼んで帰るか?や、何があった?とか先生等は、話していたがAさんは、まさに血の気が引いた、と言うかの様に真っ青で震えていた。
理由は分からないが、しばらくは話せなさそうだったので私は、部屋で待機をしていた。
待機中、他の人はAさんの元に行っていたので無人で何をするでもなく、また窓を覗くと白いワンピースの女の人が笑顔で手を振っていたが、瞬きと共に何処かへ行ってしまった。
あれ?と思っていると
友人の1人が戻ってきて、窓なんか見てどうしたの?と聞いてきたので私が白いワンピースの女の人の事を口にすると、その友人は顔を青ざめさせて、嘘でしょ?と言ってきた。