続き↓

手術当日、医療ミスで二回手術する羽目になったあたいの心は消沈しきっていた。
でも学校には行かなきゃいけない。なぜならその日は修学旅行の2日前。
つまり荷物をホテルへと先に届けないといけない日だった。さあ帰ろうと病院を出ようとしたところ
待合室に見知った顔がいることに気づく。チームメイトの同級生だった。
あたいのオカンがどうしたのかと聞くと、診察終わりでちょっと重い胃の病気になっていたことが発覚、入院するとのこと。
そのあたりであたいはだんだん「あれ、これ、あの女の人の呪いじゃね?」と思うようになってしまった。
そう思うと急に怖くなってきたあたいはチームメイトに最近なんか変なことなかったか?と聞くと
大体のやつが「肩が痛い」とか「腰をやった」「なんか運が悪くなった」など小さいことだがみんな何かしらの
不調に悩まされているらしいことが分かりさらに戦慄。
そして、とうとう耐えきれなくなったあたいはオカンに話すことにした。

アタイ「ねぇオカンやん、あのさ、あの工場のことなんだけど….」
オカン「あー、それね。知ってるよ、従業員の人が点検中にエレベーターに挟まれて死んじゃったニュースでしょ?」
アタイ「」

あまりに衝撃的すぎて言葉が出なかった。
あたいらにグランドを貸してくれてたのがその、とあるエレベーター会社で、その会社で死亡事故…..
しかも日にちを聞いてみたらなんとあたいと友人が怪我をした日。
本格的にあの女の人の呪いだと思った.....。

ほんとにただの偶然って言われてしまえばそれまでの話ですし、怖いと聞かれたらうーんって感じの話なんですけど、
今でもその工場の前を通るとふと思い出しては嫌な気持ちになってしまって….。

2ちゃんならちょっとはこのモヤモヤも解消されるかなっと思って書き込ませていただきました。
長文失礼いたしました。m(_ _)m