わたしが生涯で一番美しいオーラだと思ったのは
小児がん病棟で見た、明日死んでもおかしくない十歳の少女だった
彼女は子供とは思えないほど聡明で死を恐れてはいなかった
自分より母親や周囲の人のことを気遣ってた
彼女が放つ光は病院全部を照らしているように見えた
あれほど輝いてるオーラを見たことがなかった