俺は恐ろしくて、アホみたいに泣いた。
頭が痛くなるほど部屋が臭くて、鼻にこびりついた匂いは二度と忘れることが出来ないほどのおぞましさだった。
俺はあ゛━━━━━っと大声あげて泣いた。どうにもならない現実が恐ろしくて、今すぐ走って遠くに逃げてしまいたかった。
どこかこの臭いが追ってこなくなるくらい遠くに行って、1人で死んでしまいたくなった。