俺はベッドから飛び起きてマットレスを滅茶苦茶に破った。
何故か俺の手にはハサミがあって、そのハサミで一生懸命必死になってマットレスに突き刺す。
中にはおっさんがいた。
真っ赤になって苦しそうにフッフッと息をしながら、俺の顔を見て嬉しそうにオッオッと鳴く、気色悪い男が俺のベッドの中で横たわっていた。