俺は現実でそういうやついても全然気にしないし、悪感情も特に抱いたことがないんだが、このおっさんだけはどうにもゾッとして見ていてみっともなくて恥ずかしくなった。
とにかく俺たちはそのおっさんを完璧に無視してくっちゃべりながら作業してるんだけど、やっぱり途中で飽きて近所の沼に行くことになる。
この沼は本当にばあちゃんちの近くにあるんだけど、すげえ汚くて緑のヘドロみたいなのがいっぱい浮いてる狭いやつだった。
夢の沼も汚いのは同じなんだけど、現実のよりよっぽど深くて広かった。