で、私もお手伝いでじいちゃんと母ちゃんと山にお供え物を持って行ったんだけどさ、まぁ何せ、田舎の山道なもんだから道は狭いわ舗装はされてないわで凄い疲れたのをよく覚えてる。その道すがら、お母さんから、「いただき様っていうのはねー、お山のてっぺんに住んでるからいただき様なのよー」って説明を受けた。山頂の頂がいただきって読むってことはその時覚えた。

それで、お山のてっぺん小さな鳥居のついたボロっちい小さなお社があって、その中にある御本尊様みたいな神棚的なやつの前に収穫物やその収穫物を使った料理(お米とか煮物とか)をお供えするんだよね。で、ひとしきりお祈りしたあと、山を下ってご近所さんで料理を作り合ってちょっとした宴会を開くって寸法よ。