報道によると8月12日、米アイオワ州警察は、同州在住の男性Aから緊急通報を受けた。Aは「私の8歳の息子が、母親と性行為をしている動画を発見した」と訴えたという。42歳の男性Aは、33歳の母親の女と交際している。2人の間には、息子が2人(8歳の息子B、12歳の息子C)いるそうだ。Aは新型コロナウイルスに感染しており、現在病院で治療中だ。警察への通報も病院からだったという。Aは、なんらかの方法で携帯電話から動画を見つけたとのことだ。
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-200151449/
 警察は捜査を開始。女の携帯を押収したところ、息子や女のわいせつ画像、性行為動画などが複数見つかった。これら動画は、インディアナ州在住の76歳男(以下男)のアドレスあてに、何度か送信されていた。警察は、女と男のメールのやりとりを精査。男から受信したメールには、「息子と女の性行為を撮影し、動画を送ってほしい。その見返りとして金銭を払う」と記されていたという。男がリクエストした動画や画像は、7月23日に男に送信されていた。

 警察は女の銀行口座を確認したところ、7月24日に男名義の口座から、女の口座に約2万円が振り込まれていたそうだ。警察は、男の住むインディアナ州警察およびFBIの協力のもと、男の逮捕状を請求したという。8月26日、インディアナ州警察は、児童ポルノ所持、未成年に対する性的搾取などの容疑で男を逮捕した。息子と性行為動画を撮影した女も、近親相姦、児童虐待などの容疑で逮捕された。男と女は15年来の知り合いだという。女が10代のころ、男の家の片づけを手伝っていたと伝えられている。

 捜査関係者によると、男は容疑をおおむね認めているが、女は容疑を否認。「動画に映っているのは、私の息子ではない」と主張しているという。しかしAは「動画内の少年の顔は、枕で隠れているものの、体に生まれつきのアザがあり、息子Bと断定できる」と主張。警察はBにも事情を聴いたが、「動画撮影は父がやらせたもの。母は性行為を装っただけ」と話している。現時点で、Aが逮捕されたとの情報はない。警察は慎重に捜査を進めていく方針だという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「救いようのないやつらだ。誰も信用できない」「父親が最悪。加害者なのに被害者のふり。コロナで救われたな」「76歳でエロ動画をご所望とは。元気だね」「死ぬ前に自分好みのポルノを見たかったのだろう」「男と女は昔から体の関係がありそう。女が大人になったので、次のターゲットは息子。変態ロリコン」「父親と母親はケンカでもしたのか? 父親が警察に通報しなければバレなかった事件だし」「バカな大人に利用された子どもが、一番かわいそう」など、さまざまな声が上がった。

 本件は、両親が毅然とした対応を取っていれば、防げたのかもしれない。お金欲しさに自分の子どもを性的に利用するなど、許されるものではないだろう。