2つの事例をご紹介しましょう
イギリスの劇作家シェークスピアは「ハムレット」の中で
父王の亡霊を出そうとしましたが、父王は地獄にいるので出てこられないはずです
それでシェークスピアは困って、父王は煉獄にいるとしたのです

煉獄とは、天国に行くことは約束されているものの、罪を清めるために
一定期間火で焼かれる責め苦をうけなくてはならない場所です
煉獄の責め苦は昼だけなので、夜には抜け出して出てくることができる
そこまでキリスト教に気を使って「ハムレット」を書いたわけです