自分の体験も書いておこうかな
あったことをそのまんま書くだけなので、怖いこともオチも何もないが

もうずいぶん前だけど、病気で母が亡くなって、
母以外住んでいなかった実家の留守番を自分がすることになった
その日から、なぜか風呂の扉が開いていた。
アルミサッシですりガラスが入ってるよくある風呂の扉
ドアノブを回して風呂側に扉を押して開けるタイプ
建付けが悪いわけでもなく、誰かが開けたわけでもない。
最初は、自分が閉め忘れたのかなと思い、扉を閉めて「閉めた!」と確認をして寝たが
翌日、また風呂の扉が開いていた。
風呂は使わないでいたし、自分が扉を開ける用事もなかったはずなのに
扉は寝る前に閉めたのを確認したのに、それが開いていた
おかしいなとは思ったが、また閉めて様子を見てた。
注意してると開くことはなかったので、ほっとしてその夜になって
また開いてることに気づいた
驚いたが誰か他にいるわけでもなく、なぜ?という疑問しかなかった
そして閉めるがまた翌日開いてた
それが毎日続いた
葬儀も終わり、ゴタゴタしていた中、
初七日が終わるころになって、風呂の扉があくことはなくなった
そしてそれ以降も風呂の扉が開くことはなくなった。
そういえば、母は風呂が好きだった
病気してから、唯一風呂に入るのが楽しいと言ってたことを思い出した
果たしてあれは何だったのかは今もわからないままです。