断続的にしかし、徐々に次に音がする時間が短くなってきているんだ。

流石に不気味に感じてどこから音がするのか探したんだけど、音はずっとベッドのすぐ横の床だった。

ベッドから普通に降りれば必ず足がつく場所って言えばわかるか?


カツッ…カツッ…カツッ…とやっぱり音は大きく次までの音は短くなってんだ。

しかも、音の正体というか…こんな感じの音ってのが分かったんだ。

木のフローリングを爪で叩くような音で、怖くなってパニックになりかけながらも777にいちゃんやめてよ!」って言ったら逆に激しくなってもはや音は連打になっていた。

そこに這いつくばっているような気配がしてベッドからジャンプしてすぐに電気をつけた途端音は止んだ。そしてそこには誰もいなかった。