己(おのれ)の立つ地を、かえりみて。
己(おのれ)の、何と多くの死者に支えられていることの、重みを知る。
その重みに耐えられず、荷物を降ろすかのように、どかっと、荷物を
地にたたきつけるかの如くふるまうものあり。
もはや、人にあらず。
では。