チャンネルは22歳のツィンマーマン氏が、自身が長年向き合ってきたトゥレット症をテーマに、ユーモアを交えながら包み隠さず打ち明ける内容となっている。収録中もツィンマーマン氏はランダムなワードや「お前は醜い」という侮辱的なことばなどを突如叫び、その様子を隠すことなく公開している。

前掲の14歳少女の例などを追っていたイギリスの研究チームも同様に、動画サイトが媒介している可能性を指摘している。BMJ誌掲載の論文のなかでチームは、こうしたインフルエンサーの動画を共有するようTikTokなどのサイトがユーザーに(結果的に)促すしくみとなっており、これが症例拡大の一因になっている可能性があると分析している。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97073.php