―― 私たちからすると、矢追さんはUFOにのめり込んでいる人だと思ってしまってるんですけど、実はそうじゃないんですね。
矢追「みんなそう思ってるらしいんだけど、バカだね。そういうふうに思いたきゃ思ってりゃいいじゃんって思うよ。
僕には関係ない。だって、UFOなんかより自分の人生の方がよっぽど大事だからさ。

―― 割り切ってるんですね。
矢追「今日の夜に何食うかの方がよっぽど重大問題であって、UFOなんかどうだっていい。そうじゃない?  
自分のこともなってないくせに、すぐUFOだの宇宙だの地球だののためにって偉そうに言うけど、
自分がないからそういうことを言うのであって、自分がちゃんとしていれば、そんなところまで頭いかないですよ。

―― そんな大きいことを考えていられない?
矢追「今この瞬間をどう生きるかです。毎回真剣勝負です。
わりといい加減に言ってるみたいだけど、今この瞬間も真剣にやってるんだよ。
この瞬間にしか僕は生きてないから。1秒後は死ぬかもしれないからさ。