【特集】コロナバブルが一部で発生?時計・車・アート...サービスに金を使えない富裕層が『モノ消費』へ回帰する実態

「今回のコロナの局面では、日本全体の家計の所得ってそんなに落ちていないんですよ。
例えば大企業の正社員の人たちって給料が減ったわけではないですし。
年金生活者はもちろん年金が支払われているし。
家の中にこもっているので貯金だけ貯まっている状態。
余っちゃったお金をどうしようっていうと結局モノに使うしかなくて」

旅行や外食などの「コト消費」が制限されるコロナの時代。カネ余りに沸く富裕層は「モノ消費」に回帰し始めているというのです。
こうした現象は、「日本国内の製造業が急回復する一因になった」とも。
「世界中の人たちが、お金をサービスに使えないもんだから、モノを買っている。
その結果、実は日本の輸出が伸びている。製造業の収益は大きい」