俺はその窪みに映り揺れる太陽を暫く見てた。

声が聴こえた。

謎の声 「祠を綺麗にしてくれてありがとう。」

そう、山の中腹の祠も洞窟内の祠も掃除してたから。

掃除と言っても枯れ葉を拾ったり、ほこりを払ったり。

俺 「誰ですか?」