ところがここ最近の資本主義社会
その代表格であるアメリカは、国民の労働生産性上昇率がこの30年で90%前後上昇しているが
労働賃金は4%しか上昇していない

上昇した労働生産性分の金はどこへ行ったんだというと、株主と経営者がもらってしまっている
米の経営者は一般労働者の350倍から酷いと500倍の給料をもらっている
アメリカの中所得者層と低所得者層、それと金持ちの格差はどんどん広がっており、資本主義社会もほんのごく一部の金持ち意外は奴隷労働をさせられているような状況がどんどん酷くなっている

さらにアメリカは戦争を繰り返しており、この四半世紀で医療費と学費が5倍に上がっている
盲腸で一日入院すれば200万円すっ飛び、大きい手術をすれば数千万が吹っ飛ぶ
アメリカは世界で最も金持ちである国であるにも関わらず、世界で最も貧乏なキューバへ「医療亡命」をする国民まで続出した。医療難民もわんさか溢れた。

オバマの時代、それをどうにかしなければならないと「オバマケア」を導入したが
「国民全員に既存の保険に強制加入させた方が、保険屋が儲かるじゃないか」という事で、アメリカは既存の保険に強制加入させた
低所得者層が保険料金なんか払えるわけがないため、中所得者層が負担する医療保険料金は二倍にあがった。

米の大学の奨学金は安ければ1000万、高いと4000万
それでも大学まで卒業しても、平均給料以上をもらえる専門性の高い仕事に就けるのは大卒の4割程度で
その他の6割はハイスクールレベルの仕事、つまりマクドナルドとかウォルマートのレジ打ちのような仕事しかありつけず
自分の奨学金の返済をするだけで人生の時間を浪費する事を強要されている

つまり米は資本主義であるにも関わらず、ほんのごく一部の金持ちと、その他大勢の奴隷という
共産主義と同じ社会構造になってきている