謎の思考時間みたいなのがあって、ペースがぜんぶおかしくて、する的なこととされる的なことをバグらせてわけわからなくさせて、
向こうが、なんだかまるで、耐える子、我慢する子みたいになって、
逆にこっちが加害者みたいな、バカかチョンかみたいな、チック症かトゥレット症候群か何かかみたいな感じにされそうになるみたいなダウナー系・アンニュイ系の児童精神障害のある女の子は、ほんとうに怖かった。

その女の子はよく、こころの相談室みたいなスクールカウンセラー常駐の部屋みたいなところに行っては、
もう見なくても大方雰囲気の想像がつくが、箸にも棒にもかからない丹念な丹念な謎話、気違い話(発展途上国の土人が訳の分からないことをワーワー言ってるみたいな話の、アンニュイバージョン、女子バージョン)でもしてて、
その調子で、ガラガラっと引き戸を開けて出てくるのを遠間から見たとき、50メートル以上離れていても怖かった。
女性の教員と、やはり見なくても想像がつくが、気違い交換日記みたいなのもやってた。

中学のときの部活(吹部)にも、やはりダウナー系・アンニュイ系の精神疾患のある女性の先輩がいて、ずっと丹念に丹念に気を引かれて不機嫌をぶつけられたし、
幻聴か空耳みたいなものも聞いた。「その程度だったってことだよ!」とか何とか。

ああいう精神疾患のある女子は、優しい都合のいい付き人的な友だち(おそらく、騙して共同主観を共有させている)を引き連れてるのが基本で、だから絶対に揉めたくないし怖かった。