オカルト板でよく話題になる、世界とは何か、個とは何か、自我とは何かという話には、俺には一家言ある。

小・中学生の頃、頭がおかしすぎて、気違いすぎて、事象の地平面の向こうに行ってしまっているような、
同じ場所に居ながらにして、違う現実が見えて経験しているんじゃないかと感じられる人を何人か見かけた。

ある種のチック症やトゥレット症候群、あるいは統合失調症みたいなもので、
自信満々で、変な思考時間があって、“間(ま)”がおかしくて、侮辱的な、B級的なパチもんバッタもん的な並行現実を創造・介入(押し付け)しようとしてくる迷惑な人とか、
丹念に丹念に周囲の人の気を引こうとするような行動を繰り返す、“間(ま)”がおかしい、謎の思考時間みたいなのがあって目が合わない人、
調子を狂わせるような謎のパワーを持っていて、俺の現実を矮小化・のっぺり化しようとしたり、あるいは様々な物事を、激しく大きくさせようとしてしまうような人、
関わると変なことが発生する人、
色々見てきた。

どれもこれも、そこまでしっかりとよく見えているならば、恐れる必要はないじゃないかと思われるかもしれないが、
俺は他人の主観強要、共感を強要されるのが苦手だから、ちゃんと見えているからこそ怖かった。