その「ヒトガミ様」の崇拝の仕方が
本当に頭おかしかった。

A村の人達だけで春夏秋冬に一回ずつ祭りを
やるんだ。だけど、ただ神輿を担いで収穫物をお供えして、みたいな祭りじゃなかった。

障がいを持って生まれてきた子供や、奇形の子供、流産してしまった母親などを「生贄」にしてるって話を聞いたし、若い女の生き血を捧げるってこともあったらしい。

生贄は赤ちゃんに関することが多かったってことはよく覚えている。

A村も、「生贄」とかを村の住民たちの表に公表するのは流石にまずいと思ったのか、偉い爺さんとか村のトップが裏でコソコソやってた。

これも婆ちゃんから聞いたこと。