養父母も亡くなり、もう時効だろうから書く
親子の縁みたいなものがあるのだとしたら、自分は縁に恵まれなかったとずっと思ってきた
言い訳のようだけど、それが元で自己肯定感も低く、何をするのもどこか投げ遣りで他人事だったと思う
中学時代、本当に好きな先生が居て、ある日その先生に告白をした
子供の言うことだからきっとあしらわれるだろうと思ったけど、魔が差したのか、意外にも先生はそれを受け入れてくれた
今考えれば受け入れるべきではないし、まして体の関係を持つなんて教職にある者として大問題だと思うが、当時はとても嬉しかった
卒業と同時に関係は終わったが、以降、そういったことにあまり抵抗がなくなり、積極的に遊び歩くことはなかったものの、思春期らしい興味は持てなかった
自分の居場所がよくわからず将来のことも思い描けず、いつもどこかで明日死んでも構わないと思っていたように感じる
死にたいと強く思う訳ではないけど、どうしても生きたいと思う訳でもない、みたいな
過去に戻れるなら、可能なら中学からやり直せたらなと思う
先生のことは好きだったけど、安易に肉体関係にならず、もっと自分に自信が持てるように過ごしていたら、もう少しマシな大人になれたんじゃないだろうか、養父母にももっと良くしてあげられたんじゃないか、と思う
とりとめのない話ですまない