どうしてこんなに覚えてるのかはわからない。懐中電灯でも持ってない限り見えないはずなのにな。
とても人とは思えない姿にビビり散らかした私たちは喚きながら全速力で逃げた。弟の手は最後まで離さなかった。
随分歩いてやっと石橋に着いたと思ったのに、石橋から小屋まではそんなにかからなかった。戻ると、お父さんとおじさんたちは煙草をぷんぷん吸ってて、私たちの足音を聞いたお母さんが小屋の中から飛び出てきた。
オトナたちにとても心配をかけたとわかった。

J( 'ー`)し「どこ行ってたの二人して!」

お母さんは涙目で怒った。

(°▽°)「遅いのよ!わたしたち探し回ってたのに!」

話は噛み合わなかった。