( ꒪⌓꒪)「おねえちゃん」

(°▽°)「なに?」

( ꒪⌓꒪)「あっちひといる」

弟が指差した橋の向こうにはマジで人影がいた。お互い「お母ちゃんかな?」「わかんない」「行ってみる?」「うーん……」とまあ立ち止まったまま話した。
私は生まれつき目が悪くて薄らとしか見えなかった。

そしてどういった経緯かは忘れたけど、何故かその人に声をかけてみようって方向になったんだ。それでゆっくり慎重に橋を渡った。人影の方に近づいて行った。