桐生が初めて甲子園でブラックカーブを投げた瞬間、甲子園は一瞬静まり返った
しかし、すぐにまた大歓声に包まれた
桐生が最速157キロのストレートのスライダー・フォーク・チェンジアップを武器に
相手打線を翻弄 さらに要所でブラックカーブを投げることによって手が付けられなかった
3回戦準々決勝で連続完全試合を達成した桐生
そして準決勝の相手は広島高校
田舎の公立校で、守備のいいチームだった
日本中の誰もが番狂わせを期待した
しかし今日の桐生は運の悪いことに絶好調だった