嫌なら見なければいいだけの話なのに、なんやかんや見に来て文句言いに来るドMってどこにでもいるよね...
じゃあ中学生の時に体験した怖い話(?)でも書くわ

婆ちゃん家に住み着いてる幽霊の話

私が中学生の時に婆ちゃんが死んだ
よく面倒見てもらった私は葬式で泣きに泣いたんやけど、その時に知らんスーツ姿の女の人に慰められた
クソ田舎やから親戚の顔は全部覚えてると思ってたんやけど、その人は見た事無かった
しかも慰めるだけ慰めてパッと消えた
その話をじいちゃんにした時に聞いた話

婆ちゃん家は私が産まれる前は花輪を作る仕事してた
花輪ってのは新しく開店した店の前とかに飾られてる円状のスタンドに造花とか飾ってるやつな
婆ちゃんはそれの予約を受け付けたり、出来上がった花輪を倉庫に片付けに行ったりしてた
ある日の夕方、婆ちゃんが花輪を片付けて倉庫から出ようと振り返ったら、スーツ姿の女の人がおったらしい
普通なら不法侵入とか迷子を疑うんやけど、その時婆ちゃんは「邪魔せんのやったらおってもええけど、邪魔するなら出て行って」って言ったんやって
そしたらその女の人は瞬きした瞬間に居らんようになったらしい
婆ちゃんが「邪魔せんのやったらおってええ」って言ったから住み着いたのかもしれんってじいちゃんは言ってた
その女の人以外はハッキリ幽霊っぽいものを見た事はない