昼食後クマちゃんが帰ってくると、いつもの様に他愛ない話をし、当時流行っていた妖怪○ォッチバスターズをやったり、図書室に行ったりしました。

そうこうしているうちに時間は過ぎ、時間は夕方たしかN○Kでは○かっぱを2人で見ていた時です。

ガタン!と大きな音が廊下から鳴り、反射的に入口に顔を向けると、見知らぬおばさんが立っていました。
こちらを凝視しながら。


反射的にクマちゃんの視線を切るように僕はベッドに座り直しました。
その間、おばさんはこちらを見続けたままです。

昨日の事もあってか恐ろしくなり、侵入して機械を止めたのもあの人なんじゃないかと疑いもしました。

多分凄く震えていたと思います。
ただ、クマちゃんが怖がる所を見たくなくて、必死にそれを隠してました。

はな○っぱのエンディングが流れる時(なんか野菜のしりとりみたいなやつ)、おばさんを確認しようと目線を逸らそうとした時、確実に耳元で「ねぇ」と言う、なんか普通のおばちゃん、と言った感じの声が聞こえました。

幻聴や、聞こえた気がするとかと違う、「ハッキリ」鼓膜で聞いた音です。
正直今思い出しても指が震えます。