カーテン柵は誤字ですね……。

9:00くらいでしょうか。しょぼしょぼになった目を擦りながら目を覚ますと、クマちゃんが居ませんでした。
形跡がごっそり消えていた。とかではなかったのでトイレかな?と思っていました。

それから30分くらいした後、担当の看護師さんが来たのですが開口一番で怒鳴られました。

訳も分からず唖然としてしまいますが、お構い無しに説教が始まります。内容は曖昧ですが、要約すると看護師さんが見回りに来た時に機械の電源が切られていて、僕がスイッチを切ったと思われていたようです。

機械は逆流やズレを感知した時に知らせてくれる装置みたいなもので、それを切ったら危ないのだと言われましたが当然僕ではありません。

昨日の眠気からのイラつきもあり半ば半ギレで「僕じゃありません。看護師さんが切りました」と言うと、担当の看護師さんは予想外だったのか「へ?」と情けない声を漏らしました。

なにか食い違いがあると思い僕が昨日の夜アラームで起きた事、ナースコールをした事、無言の看護師さんがアラームを止めたことを伝えると、昨日僕の部屋からナースコールは無かったと言います。

直感的に危険な存在を感じた僕は、昨日の違和感を事細かに話しました。
その看護師さんはとてもいい人で、そんな戯言とも言われかねない話を真剣に聞いてくださいました。

そして、不審者かも知れないと、見回りの回数を増やしてくれると言ってくれました。