そこには、白ジャイと1年生の女子3人が1列で布団にくるまっていた。
看病しているのは3年の男子(だいたいどや顔なので以下どや顔)。
私もどや顔に案内され、1年生の列と向かい合った1番奥の布団に寝転がった。
どや顔はそこら辺の掛け布団をかき集め、できる限り私にかけてくれた。しばらくして涙はおさまった。
後で心配して来てくれたメンヘラに事情を訊いた。
「本当にきく?」
メンヘラは不安そうに返してきたけど、それでも聞いた。