Bは、朝になったら全員で考えよう、と言ったので、俺はそれに賛成し、寝ることにした。Bは、5分くらいで寝てしまったが、俺はやっぱり寝付けなかった。Aのことが気になった。Aは助手席に座っていたのだが、フロントガラス越しに遠くを見つめていた。また何か出てきたら怖いから、心の中で、何も出ないでくれ!と何度も叫び、Aのことが気になりつつも、やっとの思いで寝付くことができた。