俺は、その民家っぽいものを見て、もしかしたらBの持ってる別荘がある地域かもしれないと思った。取り敢えず収穫はあったので、そろそろ車に戻ろう、とAに言ったが、Aが微動だにせず一点を見つめていた。どうかした?と俺が聞いたら、Aは、5人くらいの人がこちらを向いていると言った。始めはAが怖がらせたいだけだと思い、怖いこと言うなよ〜と、言っていたが、それでもAのことが気になった為、Aの向いている方を、目を凝らしてみてみた。