1970年代の世相を表す、とかいわれる、ジョージ秋山著「銭ゲバ」(まんが)ですが。
久々に読んでみました。

小さいころから、醜い容姿と貧乏にくるしめられた主人公は、人を殺し、
人をだまし、おんなをだまして殺し、親切にしてくれた人をころし、
知事(政治家)になってぺらぺらぺらぺら、と、しゃべりまくり(これ、
今も通じるのが怖いが)、金は稼いだが・・・。
最後は、ピストルで自分の頭をぶちぬいて、死ぬ。というストーリーですね。
ま、古い、といえば、あまりに古いが・・・。

この主人公は、遺書を残すが。
「真実があるとすれば、それは私だ・・・。おまえらは、銭ゲバ以下だ。
その証拠に、あまえらは、いけしゃあしゃあと生きていられるじゃないか」という
旨のことが書かれているのですが・・・。

そして、自死する理由ですが。悪いものたちから、真実の私の心を守る、というのが
理由だそうです。私は、勝った(もう死んだのですから、だれも、私の心を変えられないから、
ということと推測しますが・・・)。

でね。そのウソほんと?