通常の偵察衛星は、地上700qをぐるぐる周回しているが、
このDARPAは、地上36000kmの静止軌道にあるため、
地表の約40%を詳細にリアルタイムで観測できる常時監視が可能なスパイ衛星なのである。





MOIREは、打ち上げ時には花弁状に折り畳まれており、直径は約6mしかないが、約3万5,400km上空に到達すると約21mまで広がる。
軌道から地表の約40%を一度に観測することができ、それをリアルタイムで高解像度の画像や動画に記録するので、
究極のスパイ衛星になる(気象観測や災害対応にも役立つ、とDARPAは指摘している)。

米軍、超大型「究極のスパイ衛星」を開発

米国防高等研究計画局(DARPA)は、折り畳み式レンズを採用した超大型監視衛星を計画している。
地表の約40%を詳細にリアルタイムで観測できるものだ。

http://wired.jp/2013/12/17/giant-folding-satellite/