家に帰り着き、母親に起こったことを話した。
母も見え方は違えど、多少霊感のようなものがあるのですんなり信じてくれて
「塩と酒を入れて風呂に入れ」と言ってきた。だがこれが無意味であることは分かっていた。
もし着いてきて居たとすれば、既に家の中に入っているし、俺からは憑き物が取れた感覚がしていたから...。

とりあえず言われるまま塩と酒を入れ風呂に入る。その後は何事もなく、朝までニートの友達と話しながらゲームをして寝た。