プロテスタントが考え出した「大イスラエル」を目指すイスラエルの新首相

イラクのムスタファ・アル・カディミ首相はアメリカに対し、戦闘部隊を撤退させるように求めている。イラクの現体制は2003年3月にアメリカ主導軍の先制攻撃でサダム・フセイン(スンニ派)が排除されて出来上がった。これはシオニストの一派であるネオンコンの戦略に基づくのだが、親イスラエル派の体制を樹立することに失敗、シーア派(親イラン派)の体制が出来上がる。それ以降、イラクとアメリカとの関係は良くない。