彡(゚)(゚)「おや、ずっと歩いてたら窓のある廊下に来たわ」

彡(゚)(゚)「窓の外は体育館ぐらいの部屋やな、カプセルみたいなもんがズラッと並んでるわ」

彡(゚)(゚)「中に誰かいるような…」

司会者「お二人とも、記憶はどこらへんまでありますか」

(´・ω・`)「21世紀初頭ぐらいまでです、自分のことはあまり覚えてないけど」

彡(゚)(゚)「ワイもそんなもんやな」

司会者「では最初からですな」

司会者「驚かんで聞いてほしいんですが、今はそれから数百年後の世界です」

司会者「私も日付とか興味ないんで覚えてませんが」

彡(゚)(゚)「……」


司会者「人間もだいぶ進歩しましてな」

司会者「もう欲しいものは何でも作れるし、病気や老化もないし、必要な労働もロボットがやってくれますんや」

(´・ω・`)「ということは、完全な核融合炉の完成とか、水と空気から有機物を作れるとか、そういう技術が?」

司会者「……えーと、そうです、そんな感じです」

彡(゚)(゚)「このおっさん意外と頼りないで……」



彡(゚)(゚)「おや、廊下の外、今度は黒い板みたいなんがズラッと並んでる」

彡(゚)(゚)「一つ一つに名前が書いてあるな、お墓みたいや」

彡(゚)(゚)「おや、表面にニコニコ動画みたいに文字が走ってる…歓喜、幸福、感動、不安、充足、性的興奮」

彡(゚)(゚)「なんのこっちゃ」