0022本当にあった怖い名無し
2021/07/18(日) 00:28:30.06ID:JAOzMXOv0彡(゚)(゚)「窓の外は体育館ぐらいの部屋やな、カプセルみたいなもんがズラッと並んでるわ」
彡(゚)(゚)「中に誰かいるような…」
司会者「お二人とも、記憶はどこらへんまでありますか」
(´・ω・`)「21世紀初頭ぐらいまでです、自分のことはあまり覚えてないけど」
彡(゚)(゚)「ワイもそんなもんやな」
司会者「では最初からですな」
司会者「驚かんで聞いてほしいんですが、今はそれから数百年後の世界です」
司会者「私も日付とか興味ないんで覚えてませんが」
彡(゚)(゚)「……」
司会者「人間もだいぶ進歩しましてな」
司会者「もう欲しいものは何でも作れるし、病気や老化もないし、必要な労働もロボットがやってくれますんや」
(´・ω・`)「ということは、完全な核融合炉の完成とか、水と空気から有機物を作れるとか、そういう技術が?」
司会者「……えーと、そうです、そんな感じです」
彡(゚)(゚)「このおっさん意外と頼りないで……」
彡(゚)(゚)「おや、廊下の外、今度は黒い板みたいなんがズラッと並んでる」
彡(゚)(゚)「一つ一つに名前が書いてあるな、お墓みたいや」
彡(゚)(゚)「おや、表面にニコニコ動画みたいに文字が走ってる…歓喜、幸福、感動、不安、充足、性的興奮」
彡(゚)(゚)「なんのこっちゃ」