彡(゚)(゚)「すごい技やな、五人が肩車でタワーになってるで」

(´・ω・`)「カステイだね、スペインのバレンシア地方で見られる伝統的な組体操だよ」

彡(゚)(゚)「せやけど、さすがにちょっと高すぎるで……」


彡(゚)(゚)「あっ!」

彡(゚)(゚)「てっぺんの奴が落ちたで!!」


ボキィッッ

彡()()「あああああああ!! く、首が!! 首が折れてる!!」

司会者「おっと、ちょっとしたトラブルのようです」

司会者「大丈夫です、すぐに別の余興を用意いたしますので、しばしご歓談ください」

彡(゚)(゚)「べ、別の余興て……」

彡(゚)(゚)「……なんや、組体操してた他のメンバーも、何事もなかったように落ちたやつを運んで……」

彡(゚)(゚)「ほんまに次のが来たで、ピエロが三人や」

彡(゚)(゚)「ジャグリングが始まったけど、いや、さっきの人どうなったんや……」

(´・ω・`)「……」

(´・ω・`)「やきう君、見た?」

彡(゚)(゚)「見てもうたわ、首がポッキリと……」

(´・ω・`)「そうじゃない、頭から落ちたでしょ、頭部に大きな裂傷ができてたのに、血が一滴も出てなかった」

彡(゚)(゚)「そうなんか?」

(´・ω・`)「あれはロボットだ、人間じゃない」

彡(゚)(゚)「!!」