自衛隊全体でもすでに少子化の悪影響が出てきており、90年代初頭をピークに隊員数は減る一方です

新隊員応募の年齢上限を30代前半まで広げる等の対策は最近取ったばかりですが
もともと自由があまりなく僻地勤務でキツい仕事も多く、軍隊に準ずる独特の風土が時代に逆行気味というのもあり
おそらく焼け石に水で、将来的にはパイロットの数も大幅に不足することが懸念されています

自衛隊がここ最近、妙にテレビで活動をアピールするようになっているのは少子化の影響に加えて
コロナの影響で陸海空すべての基地祭が丸二年にわたり中止になり、再開のめどが全く立っていないというのが大きかったりします

五輪パラの国旗掲揚セレモニーにいちいち自衛官を駆り出していたのもかなり奇妙なことでしたが
(海外でもあまり無い事ですが、やるとすれば軍隊の出番だったり)
やはりアピールの場を少しでも設けて憧れてもらうための「ねじ込み」策だったと言えましょう

まあ今はそのくらいに必死な状況だということです
コロナに関しては防衛省も自衛隊も弱り目に祟り目の、全く想定外の困った事態だったとは思います