続き



そのまま我が家に泊まった兄。
俺が寝ている部屋の隣の部屋で布団敷いて寝ていた。




夜中3時、突然


「あああああぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!」


という兄の大絶叫が響いた。


今まではあれほどの人間の絶叫は聞いたことがない。
『えっ!?!?』と俺も目が覚め、何が起こったのかと思っていたら、ドアをぶち開けて兄が入ってきた。

飛び込むように俺の布団に入り
「怖ぇ……怖ぇ……」
と何度も呟く兄。
何かあったのだと察して「どうした??」と聞くも「怖ぇ…」と繰り返すばかりだったので、落ち着くまで待った。




続く