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とみせかけ、B子の替玉だったD子の独白が始まる
オーディションに落ちた時、D子は「4位だった」と告げられ、尋常ならざる悔しい想いをしていた
そしてA子達のアイドルグループがメジャーするというニュースを知ったD子は、メンバーを殺すことにした
そして自分に似た風貌(黒猫)のB子を殺害し、まんまと「B子の代わり」としてアイドルグループに参加することに成功したのだ

「A子が逮捕されて二人組になっちゃった。ついでに、C子もいなくなってくれれば、私1人で活躍できるな〜」と上機嫌のD子

「あとは、『あの日私が乗ったタクシー』さえ見付け出せれば、完璧」

そう、B子が殺された夜、主人公がタクシーに乗せた黒猫の少女は、B子ではなくD子だったのだ
(つまり、主人公だけが事件の真相を解き明かす事が出来る)

主人公は退院し、タクシードライバーとしての元の平穏な日常へと戻っていた
そんな主人公のタクシーに乗り込むD子
「どちらまで?」という主人公の問いに、無言で愛らしい笑みを浮かべるD子
というシーンでEND