召命(しょうめい、ラテン語: vocatio)とは、聖書の中に多用されている、神の恵みによって神に呼び出されること。

今日のローマ・カトリック教会では、狭義と広義の召命が存在する。
狭義では、主に神によって呼ばれて神に献身し、司祭、助祭、修道士・修道女(伝道者、宣教師、修道会の在俗会員も含む)などの教会の聖職者・修道者としての使命を与えられすることを意味する。召命後は教区(在俗)か修道会に所属する。
広義では、全カトリック信徒は聖職者や修道者にならなくても、洗礼と堅信によって主キリストから教会に託された使命である「使徒職」にあずかっているとされ、召命を受けているとする。