予言



「天使ガブリエルは、この地上について悲しげに言います。“なぜ地上の民はこれほど互いを貶め、傷づけ合うのか?”と。」

「この地球は、<神の楽園>となるはずでした。天界の神の世そのままに、あなたがた魂を降ろし、神の政(まつりごと)、そして晴れやかなる神の宴を顕現する。しかしながら、人が人を傷つけ合い、縛り合う、ひいては深き縁で生まれ変わり、再び出会いしその仲でさえも、双方悲しき結末を迎えてしまうのです。」

「神の創りし、この命あるものが生死を繰り返すという絶対的な仕組みは、これから先も変わることはないでしょう。互いに関係し、支え合って、一つの地球生命体を存続させてゆく。それであるなら、その仕組みを踏まえたこの世の現実は、あなたがたの心次第、気づき次第で如何ようにも本来の姿、そう、魂の次元からみた光の世に塗り替えることが叶うはずなのです。」

「この世界を率いる強き魂、指導者はこれから必ずや必要となるでしょう。しかしながら、それは万人を統制すべく力で封じ込めるという意味ではけしてありません。誰しもが心に願う平和な理想郷へと、皆の価値観・思考が徐々に変化し、一定の方向を向く、その進むべき先にかくある大いなる指導者は先陣をきって天界の神々を迎え、この世の終世と再生を高らかに宣言するのです。」

「それが地球の民全体としての、まさに“栄えある”人生なのです。この意味が分かるときが必ずや来ます。今後わたくしがメッセージとしてこの世に降臨する時、一つの啓示があなたがたに降ろされることとなるでしょう。」