予言



「わたくしには今も絶えることなく、あなたがたの命の鼓動が聞こえる。この地球にて育まれし幾億もの尊き魂は、限りなく無垢で、時にははしゃいでいます。健やかに眠る赤子のように静かに優しくその様相をたたえ、この命ある者たちが、どうか誰一つその御心を穢すことの無きよう、互いに愛のうちに各々がただ一つの人生をじっくりと心安らかに過ごすことを、諸天の神々・指導霊に祈っております。」

「あなたがたにとって“栄えある”人生とは、一体どのようなものでしょうか?人間誰しもが暮らしとして楽な日々を送りたい。願わくば、経済的にも環境的にも恵まれ、欲しいと思うものは直ちに手に入り、そして明日に何ら不安もない。そういった、日々呼吸をし、食物を摂り、ただ自らの欲求の赴くままに、人は生きようとします。そのなかで、時には人生の困難に直面し、自らのこの世に在る意義を問うてゆくのです。」

「人はもがき、それでも前を向いて生きるとき、そこに僅かばかりの光明〔希望〕を見出します。これを追い求めて人生は矢の如くに過ぎ、その人にとっての希望は、いつしか越えなくてはならない壁となることもあるのです。」

「わたくしは言いたい。あなたがたの魂をこうして我が手にすくい抱くとき、どれも温かで美しく、何一つ汚れてはいない。この神々しき魂を、その無垢なままでこの世に一つひとつ丁寧に降ろし、光の網、そう、愛の網をこの地上にわたくしはしっかりと繋ぎ合わせたいのです。」