光の加減で色が飛んでしまい心霊写真みたいになってしまう、なんてことを聞いた事があるが、私があの日見た心霊写真にはっきりと写っていなかった。
集合写真でのBさんの立ち位置は1番後ろの1番端。目の前には誰も居らず、よく日焼けした肌が見てわかる。但し、左足の膝から下がない。見えるのは砂利と、後ろに流れている川、明らかに不自然だった。

Bさんの他にも手首から上がない、とか右足がない、とか、誰が見ても心霊写真だと言えると思う。
父、私、母と集まって、その写真を見ていたのだが、鳥肌がたったことを今でも覚えている。