大半の議員は法律案を読まずに賛成したが、トム・ダシュル上院議員とパトリック・リーヒー上院議員はこの法律に疑問を持ち、反対した。そうした中、9月18日から炭疽菌の付着した手紙が送られ、5名が死亡し、約20名が病気になる。

ダシュル議員とリーヒー議員にも送られ、手紙を受け取った両議員は法案に賛成するようになった。ちなみに​「愛国者法」のモデルになった対テロリズム法案を1995年に提出したのは自分だとジョー・バイデン大統領は自慢​している。