森に入ってしばらく進むと樹液が沢山出ている如何にもカブトムシとかが取れそうな感じのクヌギの木が生えていた。

「ここだよ」って高学年の先輩が教えてくれると俺たちは早速虫を捕まえるべく手分けしてたんだけど、その日は1匹たりとも居なかった。

俺たちはがっくりしながらもせっかく来たんだから他の木も見ていこうって事になって軽い探検をすることにした。