日本の棺の9割を作る「棺おけの町」 中国山東省曹県 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News
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 高品質の桐が豊富なこの町は、木材加工で発展してきた。徳弘(Dehong)木製品会社の販売責任者、秦雪紅(Qin Xuehong)さんは「日本の方は亡くなるとひつぎと一緒に火葬されます。棺は軽くて燃えやすい素材で作る必要があり、曹県の桐は最も適しています」と話す。

 同社は毎月、桐の木650本に相当する約400立方メートルの桐材を使用。毎年30万基以上のひつぎを日本に販売している。棺おけを1基作るには30以上の工程があり、すべてが職人の手作業で行われる。秦さんは「日本人はひつぎの品質に対する要求が非常に厳しく、ひつぎのほとんどは白木なので、職人の常に手を清潔に保ち、爪までしっかり洗っています」と説明する。