医学界で権威のある英医学雑誌ランセットが11日、東京五輪・パラリンピック開催の是非について、世界保健機関(WHO)などが沈黙していることは「責任逃れ」だとする論説を発表した(https://doi.org/10.1016/S0140-6736(21)01293-9)。新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、開催のリスクや、リスクを管理する方法は、広く精査して承認を得る必要があるとし、今すぐ世界的な議論を始めるよう呼びかけた。